人気ブログランキング | 話題のタグを見る

京都三十三間堂

京都三十三間堂_f0009720_17342950.jpg昨日ヤン君と京都寺巡りしてきました。
最初に行った三十三間堂。

ここは千体の千手観音像が祀られてて
それを守るように二十八部衆の像が
並んでいます。

118メートル、35間の横長の建物に
天井近くまでズラッと並べられた
観音様の迫力は見事で圧巻でした。

入ってすぐに大きな雷神像、出口に風神像があり、中央に3メートル以上もある
大きな千手観音坐像がありました。

観音様を見た後は庭をからお堂を見ました。
京都三十三間堂_f0009720_1745538.jpg

この長い建物の中に観音さまがいるんです。
京都三十三間堂_f0009720_17464129.jpg
京都三十三間堂_f0009720_17472662.jpg

守ってる二十八部衆とは阿修羅王とか金毘羅さまとか甲冑を着た神様の像です。
その中に鬼子母神の夫とされる「散脂大将(さんじたいしょう)」像というのがあります。
甲冑を着て力強い、目は3つもあり、いかにもちょっと恐い顔した像なんですが、
古い顔から新しい顔を覗かせています。
捲れ上がった古い顔からまた顔が出てる造形がちょっと恐かったです(^_^;)
まだ元の色が残ってる像も幾つか有り、帯の模様やその残ってる色から想像するに
もの凄く派手な色合いだったのが伺えます。

荘厳な雰囲気を後にタクシーに乗って今度は「清水の舞台から飛び降りる」
言われるあの清水寺に行きました。
山の麓で下ろされ、両側にみやげ物やの並ぶ道を上がっていくと何か派手な建物が
見えてきます。
京都三十三間堂_f0009720_1805144.jpg
                                          ↑ヤン君w
この向こうに清水寺があります。

途中寄った「胎内巡り」では文字通り母の胎内に戻り、真っ暗な中を歩く事で
あなた自身の光を感じてください、ってことで真っ暗な中を歩かされました。

ホンマ一点の光もない暗闇を数珠の手すりを持って進むんだけど、
手を離したらもう戻れないって言われて恐くて離せなかった。
前を進むヤン君の声が遠くに聞こえて自分がもの凄く恐がって
進む速度の遅い事に気付いてさらに恐くなるの。

でもそこに光が見えたときもの凄くホッとするのよね~。

お釈迦様は明けの明星を見て悟りを開いたってことでその体験のようでした。
京都三十三間堂_f0009720_1861716.jpg
京都三十三間堂_f0009720_1865222.jpg
京都三十三間堂_f0009720_1871053.jpg


清水寺から下りて少し歩くと高円寺という所で百鬼夜行展という催し物をやってて
「幽霊画」を展示してると言う事で寄ってきました。

ヤン君が恐い~恐い~って言ってたけど、2枚目の方は金の襖の絵に気を取られて
入ってすぐ目に入ってくるように飾ってる幽霊画に気付かず
「ヤン君、後ろ見てみ?」って言ってようやく「うわっ!」と気付いた時が面白かったですw

あんなに存在感あるのに金ぴかの襖絵に釣られるなんてw
なんてことない幽霊画だけどなんか色んなモンが感じ取れて恐かったな~。
京都三十三間堂_f0009720_18102673.jpg
京都三十三間堂_f0009720_18104796.jpg
京都三十三間堂_f0009720_181127.jpg

よく考えたらこういうお寺に行くのは初めてで今まで退屈そうで避けてきたけど
意外に面白いモンなんだな~と知りました。
春先は花粉で近寄りたくないけど秋に紅葉を見ながら散策もいいな~と思いましたね。

帰りは八坂神社に寄って行きました。
ここはもう通り過ぎるだけ(^_^;)
京都三十三間堂_f0009720_18123936.jpg
京都三十三間堂_f0009720_18125423.jpg


この時期なので人も少なくて楽だった気がします。
しかし外人さんが多いのと「お前ら仏像に興味あんの??」
って言う若者の姿が目立ちましたね~。
今時の子もこんな所来るんですね。
日本の若者か外人観光客しか目に入らない感じでした。

まあ、私の人の事いえない風貌だけどw

たまにはこんなアートな1日もいいかもしれないけど、
いっぱい歩いて今日は筋肉痛ですw

お寺巡るにも体力はいるよね~。

by kanahyskoa | 2008-07-14 18:16 | 日常